アスベストの検査をするために資格を取ること

2023年から有資格者のみがアスベストの検査を行うことができるようになります。建物の解体・改修工事で必須の検査となるため、資格を取得することで効率よく作業を行えるようになることは事実です。すでに調査をしている業者の人でも、講習を受けて終了しておかないと今後の調査をすることが不可能となります。なお、資格とされているのは石綿含建材調査者と呼ばれるもので、厚生労働大臣が認めた講習を修了した者のみに与えられる物です。

すでに民間団体で診断協会に登録している人も例外ではなく、アスベストの調査をする上で欠かせない資格となることから、必ず取得しておいたほうがいいといわれています。ただ資格を持っておらず民間団体に登録している人も、2023年9月30日以前に協会に登録していてその後も奪回せずに続けている人のみ、資格不所持でも検査をすることが可能となっているのも忘れないでください。とはいえ、ある程度新しい資格を取得するまでに準備期間となる可能性が高いため、協会に登録していたとしても早めに資格を取得しておくことは大切といえます。建築物で安全にアスベストの調査をしたいなら、できるだけ取得しておくことを進める業界関係者は多いです。

2022年の法改正では工作物は対象外となっているため、2023年10月1日以降、塀などの工作物を解体・改修工事をするときのアスベストを事前にチェックするときには、資格がなくても問題ありません。

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